2023年新潟県のスギ花粉はいつまで?ピークは?今年の花粉は多い?今年のスギ山の状況は?今日の花粉症ひどい?リアルタイム情報

2023年もついに3月が始まってしまいました。気温のアップダウンはあるものの、少しずつ平均気温が上がってきたのは嬉しいですね。

その反面、春先になるとスギ花粉の飛散がはじまることで起こる花粉症が流行する時期でもあります。

常に詰まったままの鼻、溢れてくる鼻水、頭はボーッとして、寝るのも起きているのもとても辛い時間が続きます。

どうしたら、少しでも症状を和らげることができるのでしょうか。

2023年新潟県のスギ花粉飛散情報とともに、花粉症対策とセルフケアについてまとめていきます!

2023新潟県のスギ花粉飛散時期

2023年新潟県のスギ花粉飛散開始時期は、2月28日で、すでに飛散が始まっています。

tenki.jp

2025年 春の花粉飛散予測(第1報)~◆2025年 春の花粉飛散予測のポイント・今年の夏の猛暑が影響し、2025年…

2023新潟県のスギ花粉ピーク

近隣県である宮城県の飛散ピークは、3月いっぱいなので、それを参考に新潟県も同程度の期間、ピークが続くと考えられます。

2023新潟県のスギ花粉は例年と比べて多い?

新潟県は北陸地方のひとつで、例年比と昨年比はどちらも「やや多い」との情報が出ています。

新潟県公式ホームページではアレルギー疾患対策について掲載されています。花粉関連は各省庁や新潟県の取り組みへのリンクがあります。

新潟県のアレルギー疾患対策に関する情報についてご案内します…

また、環境省から花粉飛散量の予測及び観測、関連する調査研究が公表されております。

環境省

環境省のホームページです。環境省の政策、報道発表、審議会、所管法令、環境白書、各種手続などの情報を掲載しています。…

今日の新潟県のスギ花粉はひどい?リアルタイムの飛散状況を確認

外出時にメガネやマスクをするなど、どの程度の花粉症対策が必要かは、その日の花粉の飛散量によって異なります。

リアルタイムに現在地の花粉情報をチェックし、飛散状況によって対策を立てることが重要です。

今日の新潟県の花粉がひどいかは以下のサイトで確認可能です。今日の花粉が「非常に多い」「多い」の場合は、外出時には万全の対策をとりましょう。

新潟県の今日の花粉飛散情報|tenki.jp

また、以下のサイトでは位置情報をもとに現在地周辺の現在の花粉飛散量のリアルタイムの観測データが確認できます。

ウェザーニュース

現在地の花粉飛散情報をお届けします。1時間ごと、今日明日、週間の花粉飛散予測や花粉観測機「ポールンロボ」が観測した花粉数…

花粉症の対策とできること

花粉症とは、体内に入った花粉に対して人間の身体が起こす異物反応(免疫反応)です。

体内に入った異物である花粉を排除するために、くしゃみ、鼻水、流涙などの症状が出ます。

症状がひどくならない様にするには、異物である花粉を体内に入れないようにすることが最も重要です。

以下に、対策の具体策を挙げていきます。

花粉症シーズン中は極力外出を避ける

飛散量の多い日が外出を避け、どうしても外出する必要がある場合はしっかりと対策をしましょう。

飛散量が増える時間帯(朝や夕方など)に外出を避ける

花粉の飛散量のピークは、気象条件で変わってきますが、だいたい1日に2回あります。

1回目のピークは、山間部から飛散した花粉が早朝に都市部に流れてくることで、午前中から昼にかけて飛散量が増えることで起きます。

2回目のピークは、気温の低下により空気の対流が起こることで、上空の花粉が降りてくることや地面に落ちていた花粉が舞い上がることで起きます。

上記の時間を少しでも避けることで、花粉が体内に入ることを防ぎます。

花粉の室内侵入を極力避ける

  • 洗濯物や布団を外に干すのは避けましょう。
  • 外出時のアウターは、すべすべした素材を選ぶと花粉が付着しても落としやすくなります。玄関に入る前には、衣服などをはたいて花粉をできるだけ落としましょう。
  • 髪の毛に花粉が付着すると、奥まで入り込んでしまうので帽子を着用すると良いでしょう。
  • コンタクトではなく、メガネや市販の花粉症用のゴーグルを利用する。メガネ、ゴーグルは定期的に洗浄すると良いでしょう。
  • 室内に入ったら、手洗い、うがい、洗顔がおすすめです。シャワーに入ることも効果的です。花粉対策の場合は、アルコール消毒よりも流水と石鹸による手洗いが一番です。
  • 換気は、窓を少しだけ開け、なるべく短時間で。空気清浄機を併用するのも良いでしょう。
  • 室内に入ってしまった花粉を除去するために、こまめに掃除をしましょう。

マスクを着用する

花粉の大きさは、髪の毛の約1/3である30μmなのでマスクをすることで体内への侵入を防ぐことができます。

新型コロナウイルス対策として、マスクを着用する習慣がついている方も多いと思いますが、正しい着用方法でできていますか?一度見直してみましょう。

手順とポイント:プリーツマスクの場合

  1. 流水と石鹸を用いて、手洗いをする。
  2. 清潔なマスク(不織布が望ましい)を取り出し、裏表・上下を確認する。
  3. マスクの中央を鼻に当て、鼻に合わせてしっかり折り目をつける。
  4. 両耳にゴムを引っ掛けたら、顎がしっかり隠れるようにマスクのひだを開く。
  5. 捨てる時は、マスクのゴムをつかんでゴミ箱へ落とし入れる。できない場合は、袋に入れて密閉してから処分する。この後、流水と石鹸を用いた手洗いをするとさらに良いです。
  6. マスクは1日に1〜2回交換が目安で、汚れてしまったらその都度交換しましょう。

※マスクのサイズは、人により異なりますが、顎の下までしっかり隠れるものを選びます。花粉症用に開発されているマスクもありますので、不織布であればお好みのものでOKです。

日衛連NEWS|日本衛生材料工業連合会

規則正しい生活を心がける

喫煙、睡眠不足、疲労、ストレス、偏った食事、暴飲暴食、飲酒などは花粉症の症状を悪化させる要因とも言われていますので、なるべく規則正しい生活を心がけましょう。

セルフケアについて

  • 目の痒みが強い場合は、擦ったり掻くのはやめ、アイスノンなどで冷やしましょう。
  • 鼻水はすすらず、出せる場合はしっかりと出しましょう。副鼻腔炎や中耳炎の原因にもなります。
  • 鼻詰まりがひどいと口呼吸になりやすく、喉を痛める原因になるので就寝時のマスク着用も効果的です。歯磨きや洗口液を活用し、口腔内の清潔も保ちましょう。
  • 頭を高くして寝る、または横向きで寝ると呼吸がしやすくなることがあります。
  • 入浴時に浴槽に浸かり、湯気を吸うと鼻や喉が湿って鼻水や痰が出しやすくなります。加湿器の利用もおすすめです。

薬剤の活用

薬剤は主に、抗アレルギー薬(アレルギー反応の元を抑える)と抗ヒスタミン薬(痒みの原因であるヒスタミンの働きを抑える)があります。

処方薬

特に処方薬のステロイドは副作用のリスクもあるため、症状がひどいときに短期間使うのが望ましく、勝手にやめるなどの自己判断はせず、医師の指示に従いましょう。

市販薬

選ぶポイントは、1日の内服回数、眠気が出やすいのか、所得控除制度(セルフメディケーション税制)が受けられるのか、などです。

ドラッグストアにいる薬剤師に相談するのもいいでしょう。

  • 点眼薬:目が痒い時に使います。1日2回の点眼で効果が継続するものなどさまざまです。
  • 内服薬:眠気が出やすいものやステロイドが入っているもの、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬などさまざまな種類の薬剤があります。市販薬として購入できるものもありますが、診断を受けたことのない方は自己判断せずに、まずは耳鼻咽喉科の受診をお勧めします。医師と相談しながらご自分に合った治療法を探していくのがベストです。
  • 点鼻薬:薬剤の形状で言うと、スプレータイプ、パウダータイプがあります。成分としては、抗ヒスタミン薬、ステロイド薬、血管収縮薬の3つがあり、点鼻薬に関してのステロイドは、局所的な作用にとどまるため、副作用の心配はしなくてOKです。血管収縮薬は、長期間や頻繁な使用で効果が出にくくなってしまうなどのデメリットがあります。

治療について

各治療法を受けるには医師の診断が必要ですので、医師とよくご相談ください。
その際に医療費がどのくらいかかるのかを確認しておくと安心です。

レーザー

鼻の粘膜にレーザー照射をすることで鼻粘膜が変性・収縮することでアレルギー反応が軽減します。

吸入(ネブライザー)

鼻から霧状になった薬液を吸うことで、鼻詰まりの解消や鼻水が出しやすくなります。定期的に通院が必要です。

減感作療法

現在は、舌下免疫療法という方法が主流ですが、治療の開始時期が花粉非飛散期と決められていることや長期にわたる治療のため、次シーズン以降の治療法としての選択肢として挙げておきます。

花粉の飛散ピークは1日2回!花粉症患者が「鼻炎薬の効果が切れた」と感じる時間帯は?午前中や日中だけでなく、夕方にも注意が…

逓信病院は、日本郵政が運営する病院です。日本郵政グループ社員・家族だけでなく、すべての方にご利用いただけます。…

日経メディカル処方薬事典

抗アレルギー薬(眼科用外用剤)の効果・作用機序や副作用、一般的な商品や特徴を解説しています。「処方薬事典」は日経メディカ…

今日、新潟県のスギ花粉の飛散量が増える?

新潟県の花粉飛散予報|ウェザーニュース

飛散量が増えるのは、晴れて暖かい、風が強い、乾燥しているの気象条件に大きく影響を受けます。

今日の新潟県の天気は?

スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。

さらに、上昇気流によって花粉は空高く舞い上がり、広範囲に広がります。

そのため暖かい日、特に最高気温が15℃以上になるような日は要注意です。

気象庁webサイト 新潟県の天気予報に移動します

雨が降ってから天気が回復すると、そこで開いた雄花から雨の時に飛散しなかった花粉が大量に飛び出します。
さらに、一度建物の上や地面に落ちた花粉が気温の上昇によって巻き上げられて、飛散量が大幅に増加することがあります。

今日の新潟県の風速は?

風も重要な指標で、風速が9〜10m/sを超えるような日は特に注意が必要です。

今日の新潟県の湿度は?

乾燥する日も気をつけましょう。

湿度が高いときは、花粉が湿気を吸って重くなるので飛散が軽減されがちですが、湿度が低くなって乾燥すると、飛散量は増します

今日の新潟県の花粉情報をTwitterで確認

SNSではリアルタイムに花粉の情報をキャッチすることができます。

天気予報以外に実際現地にいる人の情報収集は非常に大切です。

Twitter #新潟 #花粉 検索結果を見る

まとめ

2023年新潟県のスギ花粉飛散情報についてみてきました。

新潟県のスギ花粉飛散開始は、すでに始まっており、ピークは近隣県の宮城県の3月いっぱいを参考にするといいでしょう。

例年比と昨年比はどちらも「やや多い」との情報が出ています。敏感な方や症状が例年重く出てしまう方は、しっかりと対策するのがおすすめです。

花粉症対策は、規則正しい日常生活を送る、花粉との接触を減らす、症状に応じたセルフケア、内服薬・点眼薬などの活用、などが挙げられます。

花粉に過度に反応するのではなく、継続できる対策をコツコツとやっていくことが結局は症状の緩和への近道となります。

ストレスを溜めないような、自分に合ったやり方を見つけられるといいですね。

また、内服薬などは、用法・用量をきちんと守り、自己判断で休薬したり、増量することはやめましょう。

どうしても辛いときは、医師への相談を。今年の春も乗り切っていけますように!

あわせて読みたい!東北地方の花粉情報は?

関連記事

早くも3月を迎え、気温が上昇するあたたかい日が増えてきました。朝晩の寒さはまだありますが、雪解けが進むなど過ごしやすくなってきたのではないでしょうか。しかし、春といえば、花粉症による症状がピークを迎える時期でもあります。[…]

関連記事

気温があたたかい日が増え、春らしい季節になってきました。雪が降る地域では、完全な雪解けが待ち遠しいですね。しかし、春は嬉しいことばかりではありません。そう、スギ花粉による花粉症が流行する時期でもあるからです。くしゃみ、鼻水、[…]

関連記事

朝晩の寒暖差がまだあり、雪が残っている地域も多いとは思いますが、徐々に春の訪れを感じさせてくれる時間が増えてきました。それとともに私達を悩ませるのは、花粉症です。くしゃみ、鼻水などの症状は、我慢できないほどでなかったとしても[…]

関連記事

2023年も3月に入りました。まだまだ雪が残っている地域もあるとは思いますが、少しずつ気温が上がり、春の訪れを実感できるようになってきました。そんな嬉しい今日この頃ですが、スギ花粉が猛威を振るう季節でもあります。鼻水が止まら[…]

関連記事

あたたかくて過ごしやすい季節がやってきたと思ったら、今度はスギ花粉が原因の花粉症が流行する時期になってしまいました。寝る時も鼻が詰まって苦しかったり、やっと眠れたと思ったら、鼻水が垂れてきて目が覚めてしまうこともありますよね。そんな[…]

関連記事

寒暖差がまだ気になりますが、ようやく少し暖かくなってきました。待ち遠しかった春がやってきます!しかし、スギ花粉の飛散も始まる時期でもあるので、がっかりしている方も多いのではないでしょうか。鼻水にくしゃみ、鼻詰まりによって、喉[…]

関連記事

3月に入り、少しずつ気温が上昇してきたことを実感する日が増えてきました。雪用ブーツやダウンジャケットなどを使用しない日も増えてきましたよね。しかし、待ち遠しいはずの春にも「花粉症」という厄介なものがあります。一般的に[…]

コメントの通知/購読設定
記事に付いた新しいコメントをメールに通知する
guest

0 コメント
インラインフィードバック
コメントをすべて表示
0
記事に対するコメントはこちらx