まだまだ寒い日が続いていますが、ついに2023年も3月を迎えました。
春の訪れとともに、スギ花粉が舞う、悩ましい季節でもあります。
花粉症の症状である鼻水や鼻詰まり、くしゃみなどの症状はつらく、我慢できるものではありません。少しでも症状が緩和するための方法はあるのでしょうか。
2023年島根県のスギ花粉飛散情報、花粉対策、症状を和らげるためのセルフケアについて記載していきます。参考にしてみてください。
2023島根県のスギ花粉飛散時期
2023年島根県では、スギ花粉の飛散はすでに始まっています。
2023島根県のスギ花粉ピーク
近隣県である広島県のスギ花粉飛散ピークは、3月上旬〜3月中旬頃の予測となっています。
島根県も同様の期間、ピークが続くのではないでしょうか。
2023島根県のスギ花粉は例年と比べて多い?
中国地方のスギ花粉飛散量は、例年比で「やや多い」、昨年比は「多い」となっています。
対策はしっかりしておく必要があります。
今日の島根県のスギ花粉はひどい?リアルタイムの飛散状況を確認
外出時にメガネやマスクをするなど、どの程度の花粉症対策が必要かは、その日の花粉の飛散量によって異なります。
リアルタイムに現在地の花粉情報をチェックし、飛散状況によって対策を立てることが重要です。
今日の島根県の花粉がひどいかは以下のサイトで確認可能です。今日の花粉が「非常に多い」や「多い」の場合は、外出時には万全の対策をとりましょう。
また、以下のサイトでは位置情報をもとに現在地周辺の現在の花粉飛散量のリアルタイムの観測データが確認できます。
花粉症の対策とできること
花粉症とは、体内に入った花粉に対して人間の身体が起こす異物反応(免疫反応)です。
体内に入った異物である花粉を排除するために、くしゃみ、鼻水、流涙などの症状が出ます。
症状がひどくならない様にするには、異物である花粉を体内に入れないようにすることが最も重要です。
以下に、対策の具体策を挙げていきます。
花粉症シーズン中は極力外出を避ける
飛散量の多い日が外出を避け、どうしても外出する必要がある場合はしっかりと対策をしましょう。
飛散量が増える時間帯(朝や夕方など)に外出を避ける
花粉の飛散量のピークは、気象条件で変わってきますが、だいたい1日に2回あります。
1回目のピークは、山間部から飛散した花粉が早朝に都市部に流れてくることで、午前中から昼にかけて飛散量が増えることで起きます。
2回目のピークは、気温の低下により空気の対流が起こることで、上空の花粉が降りてくることや地面に落ちていた花粉が舞い上がることで起きます。
上記の時間を少しでも避けることで、花粉が体内に入ることを防ぎます。
花粉の室内侵入を極力避ける
- 洗濯物や布団を外に干すのは避けましょう。
- 外出時のアウターは、すべすべした素材を選ぶと花粉が付着しても落としやすくなります。玄関に入る前には、衣服などをはたいて花粉をできるだけ落としましょう。
- 髪の毛に花粉が付着すると、奥まで入り込んでしまうので帽子を着用すると良いでしょう。
- コンタクトではなく、メガネや市販の花粉症用のゴーグルを利用する。メガネ、ゴーグルは定期的に洗浄すると良いでしょう。
- 室内に入ったら、手洗い、うがい、洗顔がおすすめです。シャワーに入ることも効果的です。花粉対策の場合は、アルコール消毒よりも流水と石鹸による手洗いが一番です。
- 換気は、窓を少しだけ開け、なるべく短時間で。空気清浄機を併用するのも良いでしょう。
- 室内に入ってしまった花粉を除去するために、こまめに掃除をしましょう。
マスクを着用する
花粉の大きさは、髪の毛の約1/3である30μmなのでマスクをすることで体内への侵入を防ぐことができます。
新型コロナウイルス対策として、マスクを着用する習慣がついている方も多いと思いますが、正しい着用方法でできていますか?一度見直してみましょう。
手順とポイント:プリーツマスクの場合
- 流水と石鹸を用いて、手洗いをする。
- 清潔なマスク(不織布が望ましい)を取り出し、裏表・上下を確認する。
- マスクの中央を鼻に当て、鼻に合わせてしっかり折り目をつける。
- 両耳にゴムを引っ掛けたら、顎がしっかり隠れるようにマスクのひだを開く。
- 捨てる時は、マスクのゴムをつかんでゴミ箱へ落とし入れる。できない場合は、袋に入れて密閉してから処分する。この後、流水と石鹸を用いた手洗いをするとさらに良いです。
- マスクは1日に1〜2回交換が目安で、汚れてしまったらその都度交換しましょう。
※マスクのサイズは、人により異なりますが、顎の下までしっかり隠れるものを選びます。花粉症用に開発されているマスクもありますので、不織布であればお好みのものでOKです。
規則正しい生活を心がける
喫煙、睡眠不足、疲労、ストレス、偏った食事、暴飲暴食、飲酒などは花粉症の症状を悪化させる要因とも言われていますので、なるべく規則正しい生活を心がけましょう。
セルフケアについて
- 目の痒みが強い場合は、擦ったり掻くのはやめ、アイスノンなどで冷やしましょう。
- 鼻水はすすらず、出せる場合はしっかりと出しましょう。副鼻腔炎や中耳炎の原因にもなります。
- 鼻詰まりがひどいと口呼吸になりやすく、喉を痛める原因になるので就寝時のマスク着用も効果的です。歯磨きや洗口液を活用し、口腔内の清潔も保ちましょう。
- 頭を高くして寝る、または横向きで寝ると呼吸がしやすくなることがあります。
- 入浴時に浴槽に浸かり、湯気を吸うと鼻や喉が湿って鼻水や痰が出しやすくなります。加湿器の利用もおすすめです。
薬剤の活用
薬剤は主に、抗アレルギー薬(アレルギー反応の元を抑える)と抗ヒスタミン薬(痒みの原因であるヒスタミンの働きを抑える)があります。
処方薬
特に処方薬のステロイドは副作用のリスクもあるため、症状がひどいときに短期間使うのが望ましく、勝手にやめるなどの自己判断はせず、医師の指示に従いましょう。
市販薬
選ぶポイントは、1日の内服回数、眠気が出やすいのか、所得控除制度(セルフメディケーション税制)が受けられるのか、などです。
ドラッグストアにいる薬剤師に相談するのもいいでしょう。
- 点眼薬:目が痒い時に使います。1日2回の点眼で効果が継続するものなどさまざまです。
- 内服薬:眠気が出やすいものやステロイドが入っているもの、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬などさまざまな種類の薬剤があります。市販薬として購入できるものもありますが、診断を受けたことのない方は自己判断せずに、まずは耳鼻咽喉科の受診をお勧めします。医師と相談しながらご自分に合った治療法を探していくのがベストです。
- 点鼻薬:薬剤の形状で言うと、スプレータイプ、パウダータイプがあります。成分としては、抗ヒスタミン薬、ステロイド薬、血管収縮薬の3つがあり、点鼻薬に関してのステロイドは、局所的な作用にとどまるため、副作用の心配はしなくてOKです。血管収縮薬は、長期間や頻繁な使用で効果が出にくくなってしまうなどのデメリットがあります。
治療について
各治療法を受けるには医師の診断が必要ですので、医師とよくご相談ください。
その際に医療費がどのくらいかかるのかを確認しておくと安心です。
レーザー
鼻の粘膜にレーザー照射をすることで鼻粘膜が変性・収縮することでアレルギー反応が軽減します。
吸入(ネブライザー)
鼻から霧状になった薬液を吸うことで、鼻詰まりの解消や鼻水が出しやすくなります。定期的に通院が必要です。
減感作療法
現在は、舌下免疫療法という方法が主流ですが、治療の開始時期が花粉非飛散期と決められていることや長期にわたる治療のため、次シーズン以降の治療法としての選択肢として挙げておきます。
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今日、島根県のスギ花粉の飛散量が増える?
飛散量が増えるのは、晴れて暖かい、風が強い、乾燥しているの気象条件に大きく影響を受けます。
今日の島根県の天気は?
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。
さらに、上昇気流によって花粉は空高く舞い上がり、広範囲に広がります。
そのため暖かい日、特に最高気温が15℃以上になるような日は要注意です。
さらに、一度建物の上や地面に落ちた花粉が気温の上昇によって巻き上げられて、飛散量が大幅に増加することがあります。
今日の島根県の風速は?
風も重要な指標で、風速が9〜10m/sを超えるような日は特に注意が必要です。
今日の島根県の湿度は?
乾燥する日も気をつけましょう。
湿度が高いときは、花粉が湿気を吸って重くなるので飛散が軽減されがちですが、湿度が低くなって乾燥すると、飛散量は増します
今日の島根県の花粉情報をTwitterで確認
SNSではリアルタイムに花粉の情報をキャッチすることができます。
天気予報以外に実際現地にいる人の情報収集は非常に大切です。
【中国地方 お花見日和でも花粉大量飛散続く 花粉は過去最多 来週後半は桜流しの雨】 https://t.co/tE8FlIu08b 中国地方はお花見日和、ヒノキ花粉は大量飛散が続きますが、来週後半は広く雨で、桜流..
— tenki.jp (@tenkijp) March 31, 2023
まとめ
2023年島根県のスギ花粉飛散情報についてみてきました。
島根県では、すでに花粉の飛散が始まっており、ピークは近隣県である広島県の3月上旬〜3月中旬までと同様と考えることができます。
中国地方の飛散量の例年比は「やや多い」、昨年比は「多い」となっています。対策はしっかりしておくと安心です。
花粉症対策については、日常生活のリズムを整えることや花粉との接触を減らす、症状に対してセルフケアをする、内服薬などの活用などがありました。
内服薬を使っていたとしても花粉との接触時間が長ければ長いほど、薬剤の効果が発揮しにくくなります。
そしてストレスが強いほど、症状が悪化する要因となりますので、花粉症対策は頑張らなくても継続できるものから始めるといいのではないでしょうか。
症状が強い場合は、内服薬の変更、治療について医師と相談するもの大切です。無理せず、元気に乗り越えられるよう過ごしていきましょう。
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