スマホの普及に伴って、もはやお出かけ時にはモバイルバッテリーは必須となったといえます。
そんなモバイルバッテリーが買い換えや故障で不要になったら、どのように処分したら良いかご存知でしょうか。
モバイルバッテリーはリチウムイオンバッテリーが搭載されており、そのまま捨てると大変危険です。
大阪市を含むほとんどの自治体では、モバイルバッテリーはゴミ収集の燃えるゴミや燃えないゴミで捨てることはできません。
この記事では、大阪市でのモバイルバッテリーの正しい捨て方・廃棄処分方法や回収ボックスの場所、処分する際の注意点などを案内しています。
モバイルバッテリーが捨てられない理由
モバイルバッテリーやスマートフォンなどのリチウムイオンバッテリーは衝撃により発火しやすいという特徴があります。
近年、家庭でモバイルバッテリーを燃えるゴミや燃えないゴミと混ぜて廃棄することが原因で、ごみ収集車やごみ処理施設の火災や爆発など大きな事故が発生しています。
私たちがモバイルバッテリー正しく捨てることで、大きな事故を防ぐことが出来ます。
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大阪市のモバイルバッテリーの処分方法
まずは大阪市の自治体Webサイトを確認しましょう。
大阪市では火災事故の防止とリサイクル推進のため、2023年7月1日(土)から、家庭から排出されるリチウムイオン電池等の拠点回収を環境事業センターで開始しました。
大阪市の環境事業センターでの回収品目
- 小型充電式電池(リチウムイオン電池、ニカド電池、ニッケル水素電池)
- モバイルバッテリー
- 加熱式たばこ
- 電子たばこ など
回収場所:大阪市内10か所の環境事業センター
- 東北環境事業センター 大阪市東淀川区上新庄1-2-20
- 城北環境事業センター 大阪市鶴見区焼野2-11-1
- 西北環境事業センター 大阪市西淀川区大和田2-5-66
- 中部環境事業センター 大阪市東住吉区杭全1-6-28
- 中部環境事業センター出張所 大阪市浪速区塩草2-1-1
- 西部環境事業センター 大阪市大正区小林西1-20-29
- 東部環境事業センター 大阪市生野区巽中1-1-4
- 西南環境事業センター 大阪市住之江区泉1-1-111
- 南部環境事業センター 大阪市西成区南津守5-5-26
- 東南環境事業センター 大阪市平野区瓜破南1-3-40
モバイルバッテリーの電池の種類を確認
電池の種類により処分方法が変わる場合があります。
モバイルバッテリーには主にニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池があります。
電池の種類はモバイルバッテリーの取扱説明書や本体に印字されています。
大阪市での別のモバイルバッテリーの処分方法は以下のとおりです。
『リサイクル協力店・協力自治体』に持ち込む
使用済みのモバイルバッテリーは正しく分別し、最寄の「排出協力店」に持ち込みましょう。
モバイルバッテリーをはじめとした充電式の電池には、主な材料としてニッケル(Ni)、カドミウム(Cd)、コバルト(Co)など希少金属が使われています。
排出協力店に持ち込むことでリサイクルによる希少金属資源の再利用が可能となります。
リサイクル協力店を検索する
一般社団法人JBRCのWebサイトではリサイクルの協力店を検索することができます。
以下の【「協力店・協力自治体」検索 】にアクセスし、「電気製品販売店・自治体施設等」にチェックを入れます。
都道府県で「大阪府」を選択し、「次へ」ボタンをタップします。 「大阪市」を選択し、「検索」ボタンをタップしてください。
お近くのリサイクル協力拠点検索…
リサイクル対象メーカーか確認する
上記のリサイクル協力店で回収できる対象電池はニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池の小型充電式電池3種となっています。
また、回収できるメーカーが定められており、それ以外のものは回収対象外となります。
対象のメーカーは以下の表を参照してください。
メーカーがわからない場合や、回収対象外のメーカー製モバイルバッテリーの場合は別の方法で処分してください。
家電量販店で回収・処分を依頼する
家電量販店によっては自主的に使用済みモバイルバッテリーの回収・処分を行っている場合があります。
ノジマ電気
ノジマ電気では無料で使用済みモバイルバッテリーの回収・処分を行っています。
以前には買い替えでポイントがもらえるキャンペーンも開催されていました。
近くに店舗がある場合は回収・処分を依頼しましょう。
ビックカメラ
ビックカメラでは「小型充電式電池リサイクルBOX」が店舗に設置されています。
こちらも無料で回収可能です。公式サイトの注意事項をよく確認してください。
ケーズデンキ
ケーズデンキでは「回収缶&回収ボックス」が店舗に設置され、モバイルバッテリーの回収を実施しています。
カウンターでの引取りとなっています。金属端子部はテープ等で絶縁してください。
モバイルバッテリーの取扱説明書で確認する
購入したモバイルバッテリーの取扱説明書に、廃棄方法が記載されている場合があります。
取扱説明書を確認し、指定された方法で処分してください。
販売メーカーのwebサイトで確認する
メーカーによっては、使用済みのモバイルバッテリーの自主回収が行われています。
以下に、モバイルバッテリーの主要メーカーの処分方法案内を紹介します。
まとめ
大阪市でのモバイルバッテリーの正しい捨て方には以下の方法があります。
- 大阪市の資源化物収集日に資源化物ステーションの灰色コンテナに出す
- 大阪市内の『リサイクル協力店・協力自治体』に持ち込む
- 家電量販店で回収・処分を依頼する
- 販売メーカーに自主回収を依頼する
モバイルバッテリーに使用されているリチウムイオン電池は、近年ごみ処理施設の火災や爆発など大きな事故の原因となっています。
そのため絶対に燃えるゴミ・燃えないゴミで廃棄しないでください。